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パラリーガルコラム

私が尊敬する弁護士

2017.07.14 written by 眠る花

私がこれまでお仕事をご一緒させていただいた弁護士の先生方は10人を超えます。中には私が生まれたときに既に弁護士として活動されているベテラン弁護士もいらっしゃいました。一方、弁護士登録をして初めて弁護士として働き始める、という先生とお仕事をご一緒したこともあります。
そしてそんな弁護士の先生方に共通して言えることは、総じて皆さん個性豊かであることです。
難関国家試験である司法試験に合格して弁護士バッジをつけられているのですから、やはり並大抵の努力で弁護士となられたわけではないことは私にも分かります。だからこそ、と言うべきなのでしょうか、知識が豊富でお話が面白い方が多いことも確かなのですが、少々変わったところがある方が多いのも事実です。

そこで、今日は私が今まで出会った中で尊敬できる弁護士の特徴をいくつか挙げてみようと思います。

①仕事が速い
弁護士の仕事はスピード感が要求されます。
依頼者や裁判所、関係各所からの連絡等に対して、迅速に、そしてミスなく、的確に仕事をこなされる先生に対しては尊敬のまなざしで見てしまいます。

②指示が的確
これはパラリーガルにとって非常に大切なポイント!
指示なしの丸投げ、「これ、やっといて」とぽん、と書類を渡されるだけでは困ってしまうこともあります。慣れているルーティンワークなら良いのですが、依頼者ごとに注意するポイントなどがある場合、注意喚起なしに仕事を丸投げするのではなく、急所を押さえた指示を頂けると、安心して仕事に取り掛かることが出来ます。
パラリーガルの仕事は一つのミスが重大なミスにつながることもありますので、指示が丁寧で的確な先生とは、仕事がスムーズに進みます。

③視野が広い
常に弁護士業務で多忙な先生が、私たちパラリーガルが今何の業務をしていて、それがどのくらい進んでいるかまで把握しておられるときは、やはり尊敬してしまいます。
そういう先生は、パラリーガルが今この仕事をしているから、それが終わったら次はこの仕事をお願いしよう、そのためには自分がそのときまでにここまで仕事を終えている必要があるな、そういうことを頭の中ですべて考えておられるのだと思います。そうした視野の広さを持った先生と仕事をしているときは、やはり仕事が捗ります。

私がすぐに思いついた特徴としては以上の通りですが、弁護士の仕事に対する考え方や姿勢は、弁護士の数だけあります。 どんな弁護士と一緒に仕事をするにせよ、それぞれの持つスタイルに合わせて柔軟にサポートをすることが出来れば、パラリーガルとして無敵だと思います。
そんなパラリーガルになることを目標に、今日も業務に邁進する私です。

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