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パラリーガルコラム

こんな人と一緒に働きたい

2017.04.21 written by 和希

事務所で勤めていたころ。自分は全くパラリーガルに向いていないなぁ、と思いながら、毎日向いていない自分と戦い続けていました。ですから、今回自分がこんな性格だったらもっとうまくできたのに...という妄想をしたためたいと思います。ただ向き・不向きは、きっと何かをやりたい・続けたいということにプラスになる要素でしかないので、もし読んでみて向いてないと感じても、諦める理由にはならないです。向いてなくとも、働けます。他人よりちょっと努力がいるかもしれませんが。
では本題の、持っていたら向いているお得な素養(性格)5つを紹介します。

①明るく献身的
基本的には笑顔。先生や依頼者がどのようなテンションであってもしなやかに対応できる方は、まずもって向いていると思います。パラリーガルは時に接客業なので、思いやりや人好きする雰囲気は必要です。キビキビしていたらなおよし、です。

②清潔感
見た目の清潔感はもちろんですが、銀行や顧問先、役所や裁判所など、我々が出入りするところは、人と人との信頼関係も大事な所ばかりです。心根が不潔なのは問題です。
また個人的には、法律事務所は他人の人生を扱う場ですから、書類に関する整理整頓も大事だと思いますので、デスクも客間も清潔にできる、掃除を嫌がらない方がより好ましいです(が、これは事務所による)。

③向上心
法律事務は、事務といえども専門度が高いです。そういうと、お勤め経験のない法学部出身者やロースクール出身者など法律を座学で学んできた方が、自信満々で目指したりしますが...経験上、これらの経歴、パラリーガルにとって必須項目ではないです。確実な事務処理能力や、ビジネス上の常識、秘書的なきめ細やかさにはかなわない場面は多い。
つまり法律事務所は、入ってから学ぶことの方が圧倒的に多いのです。だから、こつこつ謙虚に経験を積み重ねていく、そんな向上心の方が大切です。

④空気読み
何より空気が読める能力。場の空気を読んで、今一番必要とされている行為・態度をサッととれる。そして、先生をはじめ他の事務員の方々とその事務所で求められる適度な距離感を保つこと。いわば協調性の高さです。自我が強いと苦労するかも...

⑤心の強さ
法律事務所は他人の人生を左右する大きな問題を、一緒になって解決していく場なので、それはもう様々な種類の案件や依頼者が来ます。先生も高ストレスです。
案件や先生の態度がどんなものであっても、我がことのようにのめり込みすぎず、決して振り回されない心の強さが必要です。割れない・さびない・傷つきにくい、ぴかぴかステンレスのようなハートが理想です。ストレスを抱えたらだめですよ!切り替え上手でいきましょう。

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